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麻生桜子 作

とりかへばや物語は平安時代に成立した作者不明の物語。日本の古典文学です。

おしとやかで物静か女性らしい兄と快活でやんちゃ、男の子のような妹。そのままの性格どおりに成長したふたりは本来の性を隠して公家社会にデビューすることになってしまいました。ふたりを見守る父親は何かと気苦労が絶えません。二人の性をほんとうに「とりかえたいなあ」と思わざるを得ないのでした。

第1話 父の嘆き
第2話 若君と姫君
第3話 侍従の憂鬱
第4話 美しすぎる侍従
第5話 恋と愛と結婚
第6話 懸想文
第7話 中納言
第8話 友情
第9話 尚侍
第10話 麗景殿の女
第11話 完全なる美
第12話 春の夜も…
第13話 四の君と宰相中将
第14話 恋の熱
第15話 疑惑
第16話 吉野へ

ラジオ3(FM)で放送 平成24年8月19日~平成24年12月2日(全16話)