千花 涼 作
幼い頃、広瀬川の河原で遊んでいた愛子、陽介、奈津子、皐月は、何かに誘われるように川へ落ちてしまったが、四人とも奇跡的に助かった。
時は流れ、大学生となって生まれ故郷仙台に帰ってきた陽介は、同じ河原でこれからの大学生活の決意を新たにしていた。 するとそこに、妙な笑い声が響いてきた。それは、陽介に聞き覚えのある声だった。
第1話 広瀬川の奇跡
第2話 広瀬川の約束
第3話 青葉祭り
第4話 天使との会話
第5話 秘伝
第6話 遠見塚
第7話 雷神山
第8話 戎
第9話 仙台七夕まつり