姫野りん 作
世界のすみっこにあるだれも意に留めないほどのちっぽけな国のちっぽけなお城。なんの取り柄もないお城で、唯一目立っていることといえば、庭一面に植えられた数百種類ものバラの花ぐらいしかないので、そこは「バラの城」と呼ばれていました。
そんなどうでもいいようなお城なのですが、そこに集う人たちはちょっと個性的な面々。いづれも腹に一物ある人々なのでした。
第1話 王子の秘密
第2話 ダイヤのためなら
第3話 王の遺言?
第4話 手がかりその1
第5話 池の中
第6話 手がかりその2
第7話 王子の好きな男(ひと)
第8話 王女の塔
第9話 メアリーの正体
第10話 赤いバラの絵
第11話 バラの城永遠に!