アナウンサー進路相談から

アナウンサー志望の女子学生が進路相談にいらっしゃったので、アナウンサーの就活についてアドバイスしました。

(スクールに通う必要は?)
一般企業の就活では企業に入るために専門的なスクールで勉強するということはないので、アナウンススクールに通う必要性についてよく分からないようです。アナウンサーの研修は入社した後で放送局で受けられるだろうと思うからです。
もっともなのですが、アナウンサー職は求人数に対して求職者数がとても多い、人気職業です。なので、みなさん、アナウンサーとして、他の人よりどれだけ能力が高いかを”入社試験の段階で”アピールすることになります。採用する放送局も、入社後研修するとはいえ、現時点で上手い方を採用したいと考えます。これは競争です。採用をもらうためには専門のスクールでスキルアップしておく必要があるのです。

(自己練習で大丈夫では?)
発声練習、滑舌をよくする練習、なんて自分でできそう、と思います。でも、自己練ではなかなか上手くなれません。それは自分で自分の評価を正しくすることが出来ないからです。また、どの程度上手ければいいのか、ひとりでは判断できません。またアクセントの誤りは自分では分からないものです。自己練で自己満足が一番危険なのです。

(この放送局に入社したい)
彼女はこの放送局に入りたいという志望をもっています。これは一般の就活にも言えますが、通常、志望を1社限定とはしません。第1志望から第2、第3と複数考えて就活するものです。ましてや人気職業のアナウンサーです。志望はもちつつも、間口を広げて就活することが必要です。

(いつから始めたらいい?)
進路相談という形で自分の夢に向かって動き始めたことはとても勇気がいることだったと思います。だからこそ、立ち止まらないで、今から対策を始めてみましょう。実は大学2年生の今の時期(秋)は決して早くはありません。自分のペースで進められるので、「ここ」お勧めです!

私どものアナウンススクールではアナウンスの技能だけでなく、これまでの指導経験から、各放送局の採用試験に関する傾向と対策を把握して指導しています。また、受験する女子学生(レッスン生)の一番の魅力を引き出すためのノウハウをもっています。単に上手いだけでなく、人として魅力があることも重要だからです。
《みんな万全の対策を図るためにここに来る》
(2017.10.17)