優しい人は、優しい顔をしています。こわい顔をしていて、本当は優しい、なんてことはありません。優しさは、顔に表れるものです。

だから、優しい人なんだと思ってもらえるように、優しい顔をしよう、と思ってもなかなかできるものではありません。優しくない人は、優しくない顔しかできません(笑)。優しさは、内面からあふれ出るものだからです。

優しい人は、少々何かあっても、疲れていても、優しい顔をして優しさにあふれているものです。こうなりたいですね。

まわりの人をよく観察してみてください。

こわい顔をしていたり、無表情で愛想がなかったり、親切な感じがしない人は、優しくはないものです。あの人は、本当は良い人なんだ、優しい人なんだと、思いたいかもしれませんが、人の内面は表情に表れるものです。優しくない人は、優しくない顔をしています。

鏡を見て、自分の顔は優しい顔に見えるかどうか、冷静に厳しく判断してみましょう。どっから見ても優しい顔ならOKです。自信を持てばいいでしょう。そうでもないなら、疲れているのかもしれないし、何か困ったことがあるのかもしれないし、不満だらけなのかもしれないし、ただ優しくないのかもしれないし、自分でよく見極めて改善したほうがいいですね。優しさにあふれた生き方をするべきです。

長く生きている人ほど、顔の表情にはその人の本質が刻まれていると思います。上手に良い人を演じているつもりでも、何かあった時やピンチの時には、一瞬の表情に自分自身が出てしまうものです。優しさを装ってもボロは出ますし、バレるものです。良い人を演じることより、常に優しい人でいたいですね。

優しい人になるには、日々の積み重ね、一瞬一瞬の心の動きが大切です。心の持ち方一つで優しくなれます。いつも優しい気持ちでまわりを包み、優しい思いのもとに行動しましょう。心の底から優しい人になれるように、優しさにあふれた瞬間を重ね、優しい気持ちで毎日を過ごすようにしたいですね。

(2014.06.18)