メールというのは便利なもので、思いついたときに書いて送ることができます。書いた文章が目に見えるので、約束の場所や時間などをお知らせしたり、都合をうかがったり、正式決定前に予告できたり、何かと便利ですね。
メールは、ただのお知らせや連絡として使うのなら便利ですが、批判や意見をメールすると、人間関係を壊してしまうことがあります。とても、慎重に送らなければいけないものです。
メールは、相手が目の前にいないので、つい踏み込んで書いてしまうことがあります。相手の反応を見ながらの会話だと、相手の反応にあわせて「そこまで言わない」ようなことまでも、書いてしまうかもしれません。夜や怒っている時、気分がよくない時でも書いて送ることができます。調子が悪い時は、つい余計なことを書いてしまうものです。
一歩通行な会話を忘れ、相手の気持ちや都合を考えないで、自分の思いだけを書いて送ってしまうと、とても危険なのがメールです。
言いたいことがあるのなら、会って話すことおすすめします。会って話して、お互い理解をしていく、というのが間違いのないコミュニケーションです。
言いたいことをメールして、スッキリ。かもしれませんが、メールで送った内容が、見当外れな内容だったり、相手にとって不愉快な内容だとしたら……、人間関係は壊れます。二度と会ってはくれないでしょう。言い返してくれるなら、まだ救いがありますが、返事がなければアウトですね。
メールでは、あまりくどくどと感情や気持ちを書いて送らないようにするのが、良識ある大人の姿勢です。
顔を見て話せないことは、メールしないほうがいいでしょう。
(2014.03.10)