約束は、守るべきです。人と人がかわした約束は、どんなことがあっても守らなければいけません。守れない約束なら、しない方がいい、ぐらいの覚悟で約束すべきです。

ちょっとしたこと、些細なことでも、約束は約束です。約束を破っても、あとで謝ればいい、なんていいかげんなことをしてはいけません。あとで、自分がイヤになります。人から信用されなくなるからです。

約束を破っても、その場で責められたり、文句を言われなかったからと、安心してはいけません。自分は、逃れたと思っていても、約束を破られた人は、覚えています。

「どうして約束を破ったのか」などと理由を聞いてくれる人は、親切な人です。怒ってくれる人は、甘い人です。厳しい人、品格のある人は、感情を出したりはしません。不愉快な思いを持ち帰り、どのように対処すべきかじっくり考え、行動に移すでしょう。私だったら、約束を守らなかった人を無視するでしょう。相手にしないのが一番だからです。感情を出してあげるのがもったいないし。

さて、もし、約束を守れない事態になったら、どうすればいいでしょうか。ひたすら謝罪。謙虚に謝罪。心から謝罪。どんな理由があっても、潔く謝ることです。心を尽くしておわびすれば相手は許してくれるかもしれない、などと邪な考えを一思わず、心から謝ることです。でなければ相手に伝わりません。悪いのは自分、と心から思い、言葉にできる人が、信用される人かと思います。謝罪の大変さを思えば、できない約束なんてしない方がいいですね。

自分の予定を調整でき、まわりに惑わされることなく、自分の言動をコントロールできる人が、信用される人、品のある人です。守れない約束はしないし、どんな時も約束は守る姿勢で日々生きませんか。

(2013.11.30)