日本語は、美しい言葉です。言葉の優しさやあたたかさを伝えるためには、発音が大切です。

日本語の単語には、母音が多いという特徴があります。日本語の母音とは、「あいうえお」の5つの音のことです。か行からわ行まで、一音に母音が一つありますね。日本語の単語には、母音がいっぱいです。

「あいうえお」の母音をきちんと発音すると、優しくてあたたかい声になります。ですが、日常会話で母音をキレイに発音している人は、少ないように思います。kstnhmなどの子音は良く聞こえるのですが、子音に続く母音まできちんと発音している人は、少ないようです。あなたは、自信がありますか。

子音が目立つと、かたくて、冷たくて暗い印象がします。がんばって声を出している人でも、子音とちょっとだけ母音を発音したのかな?程度に聞こえます。きちんと息を吐いて、あいうえおまできちんと発音しようと思ってはじめて、母音の音が響きます。日本語を話す時、母音がキレイに響けば、優しくてあたたかい声になります。

あなたの名前に、いくつの母音があるでしょうか。私は、「ほそかわみちこ」ですから、「おおああいいお」の7音の母音があります。私の名前の一音一音すべてに母音があります。名前を声に出す時、「おおああいいお」の母音をすべて、丁寧に響かせると、優しくてあったかい音が口から出ます。両親からもらった大切な自分の名前ですから、優しく発音したいですね。みなさんも自分の名前の母音を美しく響かせてくださいね。

母音を意識して発音すれば、日本語は、これまでより美しく響くはずです。日本語の言葉すべての「あいうえお」の母音をきちんと発音しましょう。美しい日本語を話すために、母音を響かせませんか♪

(2013.03.25)