話し方が上手くなるノウハウの本を読むだけでは、話し方は上手くなりません。実際に人前で話してみると、難しいものです。思ったとおりには話せないものです。

コミュニケーション上手になりたいと思うだけでは、上手くなりません。コミュニケーションは、一人一人の人に実際に接してこそ、上手になるものです。

実際に人と接すると、失敗も多いはずです。思った通りに話せなかった。必要ないことばかり話してしまった。時間内に話せなかった。本当に伝えたいことが伝わらなかった…など、失敗ばかりで、恥をかくものです。

ですが、この失敗を生かすことが、話し方が上手くなるもとです。イメージだけでは、上手くいかないものです。人は、その瞬間瞬間を生きていますから、思い通りにはならないものです。失敗をふりかえり、一歩ずつ地道に改良すれば、話し方は上手くなるものです。

発声が弱い、滑舌が悪いなら、発声練習をする必要があります。実際話した時に、退屈そうにされた話は、面白くないから次はしないようにすればいいのです。時間内に話せなかったのなら、無駄な話はどこだったか省みて、次に話す時は、無駄な話をしなければいいのです。失敗の経験は、次に生かせます。

実際に話してみてこそ、わかることは多いです。また、人は、一人一人違います。コミュニケーションに、マニュアルはないのです。一人一人との会話を楽しみ、人の様々な考え、思いが理解できれば、コミュニケーション上手になれます。多くの人と実際に接してこそ、コミュニケーションに自信がもてるものなのです。

(2013.02.21)