嬉しい時に、嬉しいを表情や言葉で、すぐにあらわすことは、とても大切です。嬉しい顔ができない、嬉しい言葉が出ないのは、人として、あたたかさが足りません。

楽しい時に、楽しい表情や雰囲気が出ている人は、とても明るい人です。無理矢理楽しくするのではなく、本当に楽しいかどうかが大切です。楽しい時は、楽しい!を全身から、あふれ出るような人でいたいですね。そういう人は、まわりの人に明るさをふりまき、悲しみや苦しみにいる人を、ほっとさせます。

面白い時、興味のある時は、自然に表情や言葉で、面白がっている、興味をもっているということが、まわりの人に伝わるといいですね。きっと喜んでもらえます。

嬉しい、楽しい、面白いなどのあたたかい感情には、ずっとひたっていたいですね。あなたは、一日のうちに、どのくらいの時間、あたたかい感情にひたっているでしょうか。あたたかい感情にひたっている時間が長い人は、見るからに、幸せそうで、優しい雰囲気です。口から出る言葉も、優しく親切でほっとするような言葉です。まわりの人に好かれ、コミュニケーションも上手くいきます。

嬉しい、楽しい、面白いのようなあたたかい感情は、押さえないで、出すようにしましょう。ただし、あたたかい感情だけ知っていると、能天気な人と思われます。人の悲しみや怖れ、怒りなどの暗い感情を理解していると、いつでも適切な言葉と表情ができます。人の痛みを知った上で、常に、あたたかい感情にひたっていることが、大切かと思います。

(2012.12.14)