・面接の時は、「本気で頑張ります」と宣言し、採用されたら自分磨きもせず、採用してくれた恩も忘れてしまう。

・働きはじめたら、「思っていた仕事と違っていた」と勝手に働く意欲をなくしたり、やめたり、職場を乱すようなことをする。

・面接に落ちた時は、ガッカリし、無事に採用されたらとたんに、横柄な態度をしてしまう。

こういう人にはけしてなってはいけません。このような人たちは、たいてい自分のみっともない姿に気づいていないので、みていて気の毒に思います。

不採用になるのは、その仕事は違う、もっと別の道がある、と教えてくれているようなものです。あるいは、もっと成長するべきところ、考えを改めるところ、反省するべきことを気づかせてくれているのです。いちいちガッカリしてはもったいないです。さっさと改善すればいいだけのことです。

採用されると、これで人生順風満帆が約束されたわけではありません。人は死ぬまで謙虚に自分を成長させ、世の中の役に立たなければいけないものです。採用された時や面接の時に、「一生懸命頑張ります」と宣言したのなら、必ず、役に立たなければいけないのです。心に思っていないことを、声に出してはいけません。嘘つきになります。言葉は声に出した瞬間、実行しなければいけないという義務が課せられます。軽々しくかっこいいことを言わないで、声に出したことは、本気でやりましょう。

(2012.01.12)