男女の関係がうまくいっていないと、まわりの人に迷惑をかけます。夫婦間のこと、恋人同士のことに、他人は口を出しにくいですが、2人だけの問題ではありません。まわりの人は、うっとうしいなと思いながらも、口を出せずにいやな思いをしているものです。まわりの人にいやな思いをさせないカップルというのは、本物の愛を注ぎあっている男女です。本物の愛を注ぎたいですね。
本物の愛を注げる人は、男性は父性が際立っている人、女性は母性にあふれている人です。 父性のある人とは、どっしりとしっかりと清々しく凛々しく泰然とし、優しくあたたかく大らかに見守ってくれる、大いなる存在のようなものでしょうか。
母性のある人とは、優しくあたたかく包みこんでくれる、明るい光のような存在でしょうか。どんないやな自分を出しても、けして嫌われることのない、あたたかさ優しさ、愛情で包んでもらえる安心感があり、つい素直に自分を出したくなる存在です。真の優しさ、あたたかい愛情というのは、女性だけが出せる究極の癒しのエネルギーだと思います。
愛を注げないのは、未熟だからです。父性、母性を出せるように、自分を磨いて大人にならなくてはいけません。愛を注げないのは、相手のことをあまり好きではないのでしょう。愛ではなく、ただの欲かもしれません。自分の気持ちを、よく点検しましょう。
愛してもらっていないと不満を言うのなら、未熟です。愛を注いで幸せなのが、本物の愛です。自分が愛してあげるかどうかです。愛は、いくら注いでも減りません。愛は、注げば注ぐだけ自分にかえってきます。愛をいっぱい注いでいる人は、きっと幸せな顔をしているはずです。愛をいっぱい贈りたいですね。
(2011.11.10)