コミュニケーションの極意は、愛想の良さです。コミュニケーションが上手いとは、愛想が良いということです。愛想の良い人が好かれます。愛想が良いだけで、人生が楽しいです。愛想が良いのが、一番です。簡単なことですね。
ですが、愛想良くしてるのに、好かれない。人間関係が上手くいかない、という方。愛想良くしてるつもりだけで、できてはいないのでしょう(笑)。まわりの人に愛想が良い人だとわからなければ、やっていないのと同じです。誰もがわかるように、わかりやすく愛想良くしなければいけません。ものすごくエネルギーをいっぱい使わないと、愛想良くはみえません。一瞬だけでなく、ずっと気を抜くことなく、愛想良くできますか?会ってすぐは素敵な笑顔だったのに、しばらく時間がたつと、一瞬、機嫌の悪い顔になる人って、けっこういますよ(笑)。人と上手くかかわり、人に好かれるには、パワーがいるのです。
社会とは厳しいもので、愛想が悪いと、やる気がないのだと想われるだけです。誰も注意してくれたりはしません。若輩者だから、社会に出てすぐだからと、あたたかく見守ってくれたりもしません。いつも、その瞬間瞬間に愛想良くしていないと、愛想の悪い人だという印象がついてしまいます。油断はできません。自分を甘やかしてはいけないのです。
人間関係を上手く築けない人は、自分の姿が見えないようです。本当に心から笑っていますか?鏡の前でニッコリした時、素敵ですか?全身から、愛想の良さが出ていますか?堅く、こわい雰囲気はありませんか?自分の姿を見て改善するところは、いっぱいあります。見る目がないと、できてもいないのに、できていると想ってしまいます。できていると想ってしまうから、変えないのでしょう。よ~くまわりの素敵な人と、自分を見比べてみましょう。人とかかわるのが苦手で、人に好かれないというのは、今の自分を変えないといけないというサインです。何かで注意をうけたのなら、チャンスです。今の自分ではいけないということを、教えてくれたわけですから。
人に好かれも嫌われもしない人、人とのかかわりが上手くもヘタでもない人も、愛想良く!愛想が良い人がいっぱいいた方が、世の中のためになります。
(2011.11.01)