こう想うのだけど…声に出して言っていいのかどうか、迷うことありませんか。惑うこと、ありませんか。迷っても、どうしても気に掛かる、何度も何度も想い浮かべること、ありませんか。迷うというのは、言いたい、という気持ちが強いからです。

何度も何度も閃くことを、見逃してはいけません。頭で考えて、まさか、と想うようなアイデア、気づきを見逃すのは、もったいないことです。そこには、真実が隠されているかもしれないからです(笑)。

心にひっかかっることが、善意に基づくことなのか、正義であるのか、世の中のためになるのか、正しいという確信があるのかを、何度も何度も自分の心によ~くきいてみましょう。他人に相談することではありません。自分が閃いたことを相談しても、誰もわかってくれません。自分で確認しなければいけないことです。

発言した言葉には、責任があります。責任ある立場なら、なおさら熟考が必要ですね。何度も繰り返し繰り返し、自分の心にあらわれてくる言葉や考えについて、呼吸をととのえて、落ち着いた気持ちになって、ゆっくりと時間をかけて、自分の心にじっくりときいてみましょう。

自分の欲ではないこと。まわりの人を不快にさせない、傷つけないという確信があること。発言することで、嫌われてもかまわない覚悟があれば、そのことは、声に出してもいいことなのでしょう。何度も心に閃く想いは、きっと、正しいのです。善意と正義に基づいているという確認ができれば、自信をもって、発言してみませんか。

発した言葉に、気があう人、あわせたい人、方向性が同じ人は、そばにいてくれます。気があわない人、あわせたくない人、考えが違う人は、去って行きます。想わぬ展開に驚くかもしれませんが、目の前におこることが、真実です。それで、いいのです。気にしないことです。

心の奥底から湧きあがり、真に正しいと確信して発言した言葉で、まわりの人の気持ちがわかります。あう人、あわない人を教えてくれます。自分の進むべき道を示してくれます。言葉は、真実をみせてくれます。勇気をもって、心の内にある言葉を声に出してみませんか♪

(2011.03.03)