一日中忙しいときは、お米を食べて出かけます。イザというときの勝負食は、お米です。おなかにやさしく、次にいつ食事ができるかわからない不規則な仕事のときでも、おなかのもちがいいので集中力が保てます。いい声が出ます。気持ちが安定します。

稽古を休むとヘタになるのと同じで、食事をいいかげんにすると、自分自身の力が弱まるような気がします。毎日地道にしっかりとした食事をとると、強い身体と精神力が培えます。情緒が安定し、前向きな考えになります。素敵な言葉が生まれます。優しくてあったかい人になれます。

20代の頃は、朝からお米を一合食べてました(笑)。白いご飯に玄米や、雑穀を混ぜて炊きます。玄米ご飯に、根菜の煮物に、さんまや鮭などの焼き魚つき。一人暮らしだったのに、朝から豪華でした(笑)。

お米は、学生時代から私の勝負食です。大学時代、発掘現場にアルバイトに行く時には、お弁当箱いっぱいにご飯とおかずをつめたお弁当を作って持っていきました。肉体労働には、お米が一番です。

今住んでいる仙台は、米どころです。おいしいお米と蔵王の梅干しと、宮城の野菜いっぱいのおみそ汁が、今の私の勝負食です。出かける前におにぎり2コと、おみそ汁と梅干しを食べれば、元気が出ます。

梅干しは、蔵王町の無添加の梅干しをよくいただきます。20代の時、神戸で一人で暮らしていた頃は、毎年、梅干しを自分で漬けました。梅干しの漬け方は、母に教えてもらいました。添加物なし。塩だけで漬けます。自分で漬けた梅干しは、特別おいしいです。お米に合います。

日本人には、代々受け継がれてきた和食があうと想います。自分の身近なところでとれるものをいただくのが自然の流れ、自分の身体にあっています。まずは、毎日しっかりとご飯を食べましょう。サプリメントをとったりメンタルトレーニングをする前に、毎日ご飯をしっかり食べて、身体と心を強くしませんか。優しくて思いやりのあるあったかい人であるために♪

*今回は、お米アレルギーの方にはあわないテーマですね。ごめんなさい。

(2011.01.07)