手紙は、自分の気持ちをそのまま贈れるとても素敵なコミュニケーションです。
手紙は、一人の人のために、便箋や封筒、ペンを選んで、贈る人を想いうかべながら、一文字一文字想いをこめて書くという、とても豊かな時間がもてます。
文字は、声と同じで、あなた自身をあらわします。世界でたった一つのあなただけが書ける文字。今のあなたの観じが、言葉とともに伝わります。メールの定型の文字と違って、自分の手で書いたオリジナルの文字の方が、心が伝わりやすい気がします。
手紙を書くときは、丁寧に伝えたいとき。お礼。あまり会えない人に。遠くにいる人に。離れて暮らしている家族に。会話では、本当に言いたかったことが言えないことはよくあります。そんなとき、本当に伝えたいことを手紙に書いて贈るといいかもしれません。
手紙に同じものはありません。手紙をもらった相手は、自分のために、一生懸命書いてくれたということに、感動します。世界でただ一つの、自分のためだけのものだと想うと、本当に嬉しいものです。メールに比べると、格段の喜びがあります。
お手紙だけの交流、っていうのも素敵です。近況や、見たこと聞いたこと、感動したことを、一文字一文字丁寧に書いて、贈る。会わない方が、日常を知らない方が、美しい関係でいられることもあります。
人間関係を再生させたいときにも、手紙を書くといいかもしれません。気まずい別れをして、会えなくなった相手に手紙を書いてみませんか。伝えきれなかった気持ちを、相手への想いだけで書いてみましょう。相手への想いは、自分への想いです。あたたかい気持ちで、本音で、伝えたいことをすべて書きましょう。書いていると、気持ちが落ち着いてきます。頭の中が整理できます。スッキリします。安らぎます。手紙を書くことで、たまっていた自分の中の想いがすべて吐き出されると、癒されます。優しい気持ちになれます。書いた手紙を出すかどうかは、書いてみてから考えることにすればいいんじゃないかしら~(笑)♪
(2010.12.14)