謝罪と感謝の謝は、同じ漢字、同じ音ですね。いろいろと想いをめぐらせてみると…

ごめんなさいって、謝らなくてはいけないようなことをしてしまった。けれど、至らないことを気づかせてくれてありがとう。

ごめんなさい。叱ってくれてありがとう。

ごめんなさい。だけど、出会えてよかった。ありがとう。

ごめんなさいって、謝ることができた。ありがとう。

ごめんなさいって、謝らなければいけないようなことを経験できて、成長するきっかけになったから、ありがとう。

気が利かなくて、気がつかなくてごめんなさい。いつも見守ってくれて、ありがとう。

ごめんなさいって、本気で謝らなくてはいけないような、深くて濃いかかわりができた。ありがとう。

ごめんなさいと真剣に謝る想いは、ありがとうと感謝するあたたかい愛の想いと同じです。あたたかい愛の想いを抱くことができた。ありがとう。

「ごめんなさい」で、言葉が終わってしまうのは、淋しいですね。空しいですね。ごめんなさい、と言われた人は、負担を観じてしまうかもしれません。「ごめんなさい」のあとには、「ありがとう」と声に出すと、気まずい雰囲気が、和らぎます。

ありがとうは、言った人も、言われた人も、気持ちよくなれる音です。ありがとうという一言に、謝った人も、謝られた人も、救われます。安らぎます。

ごめんなさいには、ありがとうが似合います。ごめんなさいと言わなければいけない。だけど、物足りない。そこで、ありがとうのことばをそえると…いい観じです。謝罪と感謝の謝は、同じだから、いい漢字!です(笑)謝罪の言葉と感謝する言葉は、お互いを補いあっている理想のカップルのようですね。

ごめんなさいのあとには、ありがとうと言ってくださいね。「ありがとう」という心地よい響きに、謝罪した人も、謝罪された人も、心から癒されます♪

(2010.10.06)