就職とは、会社に入ることではなくて、自分の使命を果たせる仕事に就くことです。自分が輝いて生きていける道をみつけるのが、就職活動です。自分が本当にやりたいことを間違わないように、心して取り組まなければいけません。
あなたは、給料がいいとか、会社のシステムが好きだとか、ネームバリューがあるなどに惑わされてしまいませんか。誰かがいいと言ったら、いいと思いこんでしまいませんか。ダメと言われたら、ダメだとあきらめてしまいませんか。友人や家族の意見に流されてしまいませんか。自分で物事を決める力がありますか。
まわりの人に合わせるために仕事を選んではいませんか。稼ぐためだけで、一生やっていけるでしょうか。人生は長いです。就いた仕事が好きになれなくて、趣味や恋愛に逃げても一時のこと、自分をごまかすことはできません。
つまらなくなったら転職すればいいなんて、安易に想っていませんか。つまらないから、うまくいかないから転職しても、失敗します。成功し、やりとげた時だけ、次に進んでいいのです。
仕事とは、楽しいからするのではなく、面白くないからしないというものではありません。苦しい状況でも、どうしてもやらずにはいられない、いくらでもアイデアがうかんできてあきない、たいへんでも苦痛を感じない、それが真の仕事です。
生きていくのは、あなた自身です。家族も彼女も彼氏も友人も、誰もあなたの生きたいようにはしてくれません。あなただけが、あなた本来の生き方ができるのです。あなたが真に心からいいと想った仕事に就いて、いきいきと生きていれば、あなたのまわりには、真にあなたと気の合う人が集まってきます。
まずは、どんな生き方をしたいのか、考えてみましょう。3年たったときに、やめたくならないか、あきてしまわないか、苦しい時に頑張れるのか、本当にやりたいことから目を背けていないのか、じっくりと、しっかりと自分の心の声をきいてみましょう。 面接やオーディションでは、思いもよらない厳しい質問をされることがあります。本当の姿をあぶり出すためです。とりつくろってもバレます。自分自身を真に理解している者だけが、緊張感のある面接の場で、自分の良さを瞬時に発揮できるのです。
自分の欠点や短所をしっかりと見つめて自分のすべてを知ることは、苦しいことです。自分を知ることは、面接のためだけではありません。自分が真にやりたいことを見極めるのも就職活動の一面です。自分が本当にやりたいことを見失わないために、後で道を間違ったことを悔やまないために、とりつくろいも、メッキも、すべて自分ではがして、本当の自分の姿を知りましょう。自分自身からは、逃げることも、目を背けることもできません。
自信たっぷりにハッキリと主張している私は、流されることも惑わされることもなく、真に正しいと想える道を選んできました。けして楽な歩みではありませんが、自分の道だけは見失ったことがありません。自分の魂の求めにだけは、常に忠実でいたいと想っています。心地いいですよ(笑)。
流されてしまうのか、流れに乗るのかは、あなたの自由。真に自分の仕事に就きたければ、自分の心が真に求める道を見極め、難しくても真剣に挑戦してみませんか。勇気ある挑戦を応援します!
(2010.06.04)