○○はできない、○○は嫌い、○○はよくない、○○はダメだ、○○は無理だ。
○○に、自分の名前、会社など固有の名前を入れてみると。
・・さんはできない。・・さんは嫌い。・・さんはよくない。・・さんはダメだ。・・さんは無理だ。○○に物・場所・事柄をいれても、悪口にかわりはありません。まるで言葉で攻撃を受けたような、不快感。こういう悪口言われたことありませんか。
声に出した言葉は、自分の身体に一番に響きます。美しい言葉も、醜い言葉も、声に出す言葉はどんな言葉も、自分に向かって言っているのです。主語は何であれ、攻撃的なマイナス言葉は、声に出した本人の体中に響いています。
悪口を言われるとイヤな気持ちになりますが、悪口を発した人の方が、不快感におそわれているはずです。とはいっても、悪口を言われるのはイヤですね。祓いましょう。
悪口に悪口で反撃するのは、おろかなこと。下品です。賢く上品に祓いたいものです。 「そのようなことを言われる覚えはありません」とキッパリ主張し、微笑めば、たいてい次の悪口は、かえってきません。
ネガティブを祓うために、自分の声が助けてくれます。していないことはしていないと、天に向かって宣言すれば、スッキリします。声に出す言葉にはパワーがあるのを実感できます。そのハッキリした主張を聞いた人たちの表情は、すぐにかわります。和むというか、そうだよね~といった共感のような。悪くいわれる覚えがないということを、凛とした態度で示すと、清々しい空気が漂います。
悪口を言われたら、悪口を聞いたら、微笑みかえすだけで同じ土俵にはのらない、憐れむぐらいの気持ちで、悠然とかまえていればいいのです。
スキや弱みがあると、悪口にくじけます。いつも正しく生きているという自信があれば大丈夫。日々の生き方、考え方が正しい方向でいることが、自分を救います。
(2010.5.5)