人間関係がうまくいかない。想いが伝わらない。こういう時、自分の無能を感じます。人との関係にガッカリして、行き詰まってしまったら、どうしましょう。
人にたいして自信をなくしてしまったのだから、人にたいして自信をもてることをすればいいのです。私が学生時代から、そして、今も実践していることは……。
1.笑顔
苦しいときほど、ちょっと無理して笑顔をつくってみましょう。あなたの笑顔をみて喜んでくれる人がいるはずです。かえしてくれた笑顔に救われます。
2.手紙を書く
素敵な便せん・封筒、ハガキ、カードで。便りを出す相手のためを想って、暖かい気持ちを言葉にして書く。手間をかけた便りは、メールと違って喜んでもらえるものです。便せんを選び、言葉を考え、丁寧に字を書くという過程で、自分も癒されます。
3.奉仕する
会社・学校・家のまわりのゴミを拾う。幼稚園、学校、町内会の清掃に参加する。キャプテン、主将、副将、学級委員、PTA・町内会役員など、世話をする人になる。リーダーにならなくても、資料づくりをする、机の移動を手伝うなど、まわりに目を向ければできることはいっぱいあります。
4.寄付をする
古本、古CD、古DVDをブッ○○○で引き取ってもらい、得たお金を募金する。書き損じハガキを、世界の子供達のために有効に使ってくれる団体に送るなど。手元にあるもので世界を救うことができるなんて、すごい。
喜んでもらえると、嬉しいですね。大きなことをしなくても、身近なところで役に立てばいいのです。世の中の役に立っているという実感は、自分の存在価値を見いだし、無くしてしまった自信の回復にもつながります。
笑顔を向けること、奉仕をすること、誰かのために心を配ることで、無能だと想っていた自分は、有能だと気づくかもしれません。
(2010.2.4)