言葉は、行動を導きます。言葉は、どこからやってくるのでしょう。言葉は、想いから生まれます。あなたが想ったことが、言葉となり、行動を導き、現実となるのです。
あなたが感謝の想いでいると、「ありがとう」という感謝の言葉が出ます。不安な想いでいっぱいになっているときは、否定的な言葉が浮かびます。怒りに満ちていると、こわい言葉をおもいついてしまうかもしれませんね。
想うだけなら誰にも知られることはない、何の影響もないでしょうか。自己中心的、自分勝手、いじわる、悪意、怒り、おそれ、疑い、焦り、弱気、不安、嫉妬、恨み、愚痴、悪口、非難、嘘、などのネガティブなこと、想うだけなら誰にもわからないでしょうか……。一人だけ知っている人がいますね。それは、あなた自身です。想うということは、すでに自分の中では言葉となっているのです。ネガティブな想いは、あなた自身を疲れさせ、傷つけてしまいます。大切な自分を、傷つけてはいけませんね。
思いやりのある優しい言葉をおもいつくとき、「ありがとう」という感謝の言葉が出てくるときのあなたは、どんな感じでしょう。優しい言葉、感謝の言葉のような心地のいい言葉は、ほかほかとした温かい想いから生まれてきたのではありませんか。それは、やわらかくて、穏やかで、ほんわかしてて、とても安らぐ想いですね。あなたが優しい言葉を発するときの温かい想いに、あなた自身が癒されませんか。大切な自分のために、いつも温かい想いでいたいですね。
想いは、伝わります。あなたの温かい想いからの言葉をうけとった人は、温かい想いになって、今度は自分からも温かい言葉を発します。その言葉をもらった人は、また……。想いは、次々に伝わっていきます。あなたの温かい想いは、あなた自身を癒し、あなたのまわりの人をも癒すのです。
(2009.11.11)