面接の作戦を立てる

・面接官は、学生をよ~く観察している。
・面接官は、年齢的に人生経験が豊か。
・面接官は、毎年、多くの学生を面接しているので、とりつくろってもダメである。
・面接官の男性たちは、ごまかせない。

以上が、就活中の学生の面接官の印象です。

内定をもらった大学4年生によると、ありきたりのこたえをしたり、とりつくろったりごまかしてもバレるし、面接の本などに書かれているような見本のようなこたえをしても、面接官の反応はよくないそうです。
それと、自分が伝えたいことだけを話すと、全く手ごたえはないそうです。自分が話したいことを話してしまうのは、一番イヤがられるようです。面接官が求めているこたえではないからです。

講師の私は、面接官の皆さんと同年代なので、面接官の皆さんの気持ちは多少わかりますし、学生の何を見ているかも理解できます。
面接では、面接官の心をつかむことが大事です。それは、自分ならではの話を、その場にふさわしい内容を、話すべきです。そういう話術を身に着ける必要があります。自分は何をどのように話せばいいか、それをじっくりと考えないといけませんね。
そこで、私どものアナウンススクールでは、今、大学3年生と社会人を対象に一人一人の個性を見際め、個別に面接の作戦を立てているところです。
1年生と2年生は、基礎を固めています。
内定をもらった4年生が、先日、これから就活にのぞむ後輩にアドバイスしてくれたことは、「ここのアナウンススクールでレッスンしていれば、面接でうまくこたえることができる」ということでした。
(2019.08.15)