伝えるのが上手い者が得をする

エントリーシートでも面接でも、伝えるのが上手い者が得をします。就活は話術と文章力という伝え方が上手い者から採用されていくと考えていいでしょう。未熟な表現を大人の表現にかえられた者が就活では上手くいくのです。
学生さんたちにアドバイスしていますと、エントリーシートや面接の質問に、どのようにこたえればいいのか、困っている様子がうかがえます。上手く伝えられないと、エントリーシートは通りませんし、面接では手ごたえを感じることができません。インターンシップのエントリーも、伝えるのがヘタだと通過しません。
伝えることがヘタというのは、
・具体的でない
・言いたいことがはっきりしない
・質問のこたえとは違うことをこたえてしまう
・言葉のつかい方がまちがっている
・話のつじつまがあっていない
・文章や話し方が幼い
など、書くこと、話すことという表現力が未熟なことです。
せっかくいい経験をしていても、上手く伝えられないと、たいした経験をしていないのと同じことになります。もったいないですね。
一人一人個性もクセもありますが、私どものアナウンススクールでは、社会に通用する話し方、文章力を一人一人に合わせて指導しています。繰り返し練習することと本人のやる気次第で、だんだんと上手く伝えられるようになっていきます。
話す、書くという表現力は、大学生なら十分に力を伸ばすことができます。就活では伝えるのが上手い者が得をします。頑張りましょう。

《就活は表現力が勝負》
(2018.10.04)