就活の実際2 大学3年生の動き~面接~

3月も半ば。東北地方もアナウンサーの採用面接がはじまりました。昨秋から東京キー局から順にアナウンサーの面接ははじまっていました。
アナウンサーになるためには、放送局の採用日程にあわせて動く必要があります。大学3年生の秋には、ある程度の実力を身につけていたいものです。
アナウンサーの採用面接では短い時間に多くのことをこなさなければいけません。先日、仙台市内の放送局の1次面接を受けた学生さんは、実力も心がけも十分ととのえてのぞみました。緊張はしても、実力は発揮できたようです。よくあれだけの内容をこなしたと思います。
アナウンサーの面接は、話すこと、読むことの基本と応用の実力、そして、考え方などが短い時間でわかるような内容です。もちろん、質問には的確にこたえなければいけません。練習も準備もしないでのぞめば、きっと何もできないまま手応えもなくで終わるでしょう。そのような難しい内容です。ですが、備えておけば自信をもってのぞめます。
私どものアナウンススクールのレッスンでは、何をしなければいけないのかをくり返し伝え、練習を積み重ねていって自信をつけます。時間をかけて訓練すれば、満足のいく就活ができます。
面接対策のために、実践的に何回もレッスンします。今の時期は、3年生をメインに1、2年生も一緒に練習し、面接での対応力を身につけています。読むこと、話すことの基礎や応用を身につけるのに時間が必要ですので、大学に入学して早いうちから練習することをおすすめします。
具体的には、ニュースが読めること。間違えずに読めばいいのではありません。伝わるように読めるかです。そして、フリートークは、自由に好きなことをしゃべればいいのではありません。視聴者、聴取者が満足するような話ができるかどうかです。他に、雰囲気良く話す練習も必要です。感じの良さを出すには、努力次第です。
面接のために、講師の私がレッスンで特別に授けるのは心構えと考え方です。強いメンタルと前向きな考え方は、緊張する面接での何よりの強い味方となります。
《スクールでは下級生でも就活の実際を肌で知ることが出来る》
(2018.03.14)