第7講 面接で必要な能力
就職の面接試験では、質問に的確にこたえる能力が必要です。言いたいことを言えばわかってもらえるわけではありません。
質問に対して、笑顔で感じよくこたえればいいのか、といえばそうですが、そんなのあたりまえのことです。
面接では何とでもこたえられるようなあいまいな質問がされることがよくあります。それに対して、的確にこたえる能力を見られているんでしょう。的確にこたえた上でアピールもできればいいんですが、鍛えないといけませんね。
面接の練習をしていると、質問にたいして長々とこたえようとする学生、長々と説明する学生がいますが、それは勘違いです。長く話すと、イヤな顔をされることもあるようです。(面白い話なら聞いてくれるんでしょうが。)
質問に対して、短くて的を得たこたえをすることがのぞまれています。話し方に工夫があるかどうかは、一般企業の面接でも大事です。
アナウンサー志望なら面接では、レポート能力をみられていると思いますよ。いついかなる時でも、限られた時間で的確に物事を描写できるというのが、アナウンサーですから。
《面接では言いたいことを言うのではない》
(2017.2.17)