第3講 東京には行かなくてもいい
「放送局は全国にありますが、全国受けるべきでしょうか。」
「どこを受けるべきでしょうか。」
「東京に行かないといけないのでしょうか。」
「東京には、行きたくないのですが。」
「できれば、東北6県がいいんです。」
「仙台だといいなあ。」
と、大学生の皆さんの言葉。本音では、仙台で働きたいのがよくわかります。私の教えている学生さんは、仙台で働きたいと思っている方が多いです。東京に行かないと仕事がない。全国受けないと受からない。と、思い込んでいませんか。
確かに、アナウンサー職は狭き門。たくさん受けて受かる確率をあげたいもの。でも、よく知らない土地、イメージできない土地で働けるのか。そういうものだと思い込んでいないか。よく考えてみましょう。
《一般にそうするものと思われていることでも必ずしも正しくはない》
(2017.1.27)