三浦芳乃さん (東北学院大学卒)

三浦さんは大学を卒業し、平成26年の4月大日本印刷株式会社に就職、社会人として歩み始めました。少し遅くなりましたが、就職活動する後進のみなさんの参考にインタビューを掲載します。

内定の連絡をうけたとき、どんな気持ちでしたか?
全ての採用試験で全力を尽くして取り組みましたので、努力が実ったととても嬉しく、ホッとしました。

来年4月から、どのようなお仕事をなさいますか?
皆さんが普段お店で目にするお菓子やおみやげ品のパッケージを企画し、製造しています。
営業職ですが、今は社内での業務を担当し、仕事を覚えている段階です。

三浦さんは、とてもきちんとした女性です。整理整頓ができること、約束を守れることなどは、きっと就活でも役に立ったことと思います。どうしてそのようにきちんとできるのでしょうか?
はじめは私自身が気持ちよく過ごすために心がけていましたが、整理整頓された空間は周りの人の気分も良くできることに気が付きました。
社会人になってから、デスクがきれいだと集中でき、書類を探す手間も省けることを実感しています。

三浦さんは、日本全国のたくさんの学生の中から、厳しい倍率を突破して採用されました。採用された理由は、何だと思いますか?
緊張しながらも私らしさを出せたからだと思います。質問に対する自分の考えをはっきり伝えられたことはもちろん、大学で学んだ専門分野やアルバイトの話もできました。

エントリーシートや面接で工夫したことは、何でしょう?
エントリーシートでは私らしさをありのまま文字にしました。
また面接の練習として、鏡の前で笑顔や姿勢、おじぎを体が覚えるまで繰り返しました。

アナウンススクールのレッスンで役に立ったことは、何ですか?
一番は、明るい声で話せるようになったことです。スクールに通うまでは自分の声を聴く機会はほとんどありませんでした。最初は戸惑いましたが、理想の声がだせるよう工夫し練習するのはとてもやりがいがあります。

アナウンススクールのレッスンで、好きな課題、楽しいことは、何でしょう?
「おあや」です。何度挑戦しても課題が見つかります。同じ役でも性格を変えたり、相手役との会話のテンポに合わせてみたり、次々と意欲がわいてきます。

講師細川の指導で印象に残っていることがありましたら、おしえください。
「緊張してもよい。一生懸命やればよい。」この言葉はいつも心の支えになっています。
社会人になってから、人前で話す機会が増えました。いつも不安な気持ちになりますが、一生懸命自分の言葉で伝えると、聞き手は耳を傾けてくれる気がします。

私どもの会社が制作するラジオ番組でトークをしたり、講師の細川と舞台で朗読をしました。いつも真剣に一生懸命練習していましたね。ラジオや舞台に出演していかがでしたか?
言葉だけで風景を描写するむずかしさを知りました。聞き手に正しく伝わるよう、計算された言葉選びが必要です。
特にラジオは他の出演者との掛け合いの中でそういった計算をしなければならないので、奥が深いです。

社会に出て大人の女性として、今後どのように生きていきたいですか?
常に目標を持って生きていきたいです。
社会人になったこの一年間は本当にあっという間でした。めまぐるしく変わる環境に流されるのではなく、一歩一歩しっかりと自分で決めた道を歩きたいです。

後進のみなさんに、就活のアドバイスをお願いします
就活には事前の準備が不可欠です。就活の時期の取り組みだけではなく、日頃から自分の思いを言葉にしたり、笑顔を心掛けたり意識してみると良いと思います。


おめでとうございます。三浦さんの取り組む姿勢は後輩たちのとてもいいお手本です。これからも職場が近いので気軽に顔を見せにきてください。