エントリーシートと自己アピール

アナウンススクールではエントリーシートの書き方についてもレッスンしています。といっても、教科書的にエントリーシートはこう書きましょう、などという一斉講習、一律講習のやり方で行うのではありません。

当スクールでのやり方は、あくまで実地で身につけるです。何はともあれ、各レッスン生は自分が受験する放送局、会社のエントリーシートを実際に書いてみます。講師・細川はそれを読んで、ひとりひとり個別によりよい自己アピールの仕方をサジェスチョンしていくのです。

多くのレッスン生は自分が持っている「いいところ」「おもしろいところ」「アピールできるところ」に気づいていません。でも、講師がそれを的確につかんで、ヒントを与えていきます。また、そのような「要素」のアピールの仕方(出し方)についてアドバイスします。

初めは、なかなか上手く書けません。でも何度も何度も講師とレッスン生の間でやりとりをしていく間に、すごくいい「作品」のようなエントリーシートが完成します。

就活のなかで、エントリーシートは書類審査の時だけ使われるのではありません。その後何度かの面接試験でもエントリーシートを参考(ネタ)に質問を受けます。ですから、エントリーシートはとても重要です。書類審査のことだけ考えて「とりつくろって」しまうと、あとの面接でバレてしまうのです。

面接がうまくいくかどうかの鍵は、エントリーシートの出来が握っています。

スクールではとてもいい出来のエントリーシートを本人の同意を得て他のレッスン生の参考に見せてもらうこともあります。Aさんの、某放送局の最終面接までいったときのエントリーシートをみなさんで見せていただきました。とてもよく書けていて、みな感心しました。Aさんは、エントリーシートでの自己アピールだけでなく、このスクールですごく伸びたレッスン生です。

分かりやすい資格や段、級、経歴などを書けばいいというものではありません。いったい、自分にはアピールできる何があるのか、どうアピールすればいいのか、と悩んでいる方はアナウンススクールにおいで下さい。