ナレーションの仕事

アナウンススクールの岸浪沙也加さん(大学3年生)に、ナレーションの仕事をしていただきました。

美容についての映像のためのアフレコです。映像は、ヘアー・メイク・着付け・美容室での接客など、プロの美容師さんたちの役に立つ内容です。

収録は、暗くて狭いスタジオで行いました。放送局もそうですが、収録スタジオというのは、暗くて狭いものです。暗くて狭い場所で、明るく爽やかな声を出すのが、プロです。原稿を読んみると、発声・発音・アクセント・声の表情などの基礎力が、とても大事なのがわかります。声の仕事は、体力・集中力も必要です。岸浪さんは、ナレーションの仕事、楽しかったそうです。

*私どものアナウンススクールでは、レッスン生に仕事をしていただくことがありますが、積極的に声の仕事をすすめているわけではありません。

大学生が声の仕事をすると「自分はできる」と勘違いしてしまって、社会に出ても学生気分が抜けきらず、社会人になりきれない人もいます。大学生は、「学生にしては上手い」という学生の特権で褒めてもらえるのであって、本当に上手いわけではありません。

私どもがレッスン生に仕事をお願いする時は、スクール講師が現場に立ち会い、学生だからと甘えないように、厳しく指導します。現場では学生と社会人の区別をつけないことが、よき社会人への一歩だと想います。学生は、学生生活を充実させることが、自信のもとです。レッスン生のみなさんには、大学生を十分に楽しんでほしいと想います。