佐藤香奈実さん・山形大学4年

NHK盛岡放送局からアナウンサー採用の内定をいただいた佐藤香奈実さんに就職活動について聞いてみました。

kokokara

【内定が決まったとき、どんな気持ちでしたか】
放心状態でした。(笑) しばらく携帯電話を持ったまま、立ちすくんでいましたが、徐々に喜びが込み上げてきて、両親や先生、支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。「ありがとうございます。」という言葉を伝えたくなりました。

【エントリーシートや面接で、気をつけたこと】
私は自分をストレートに表現することが苦手です。なのでまわりくどく書かずに、「自分はこれができる。」ということを短文で書くようにしました。
面接では話を聞いてくださっている方に伝わるように、ゆっくり、しっかり声を出して話しました。最初の自己PRのフリートークでは、短文で自信たっぷりに話しました。

【たくさんの志望者の中で、採用された理由】
・ 原稿を読むときは「伝えよう。」と聞いている相手がいることを常に頭の中入れて読みました。
・ぐだぐだ長く話ませんでした。
・わからないことはわからないと言って、へこたれませんでした。
私は面接で大したことを言っていません。ただ、素直に今の自分を伝えることができたのではないかと思っています。
漢字も読めないものが多かったのですが、後に引きずらず、最後まで笑顔でお話することができました。

【採用されるために日々、努力したこと】
毎日声を出していました。料理したり、掃除したりしながら外郎売り20回していました。鏡の前で、表情を見ながら練習したりもしました。ときには外でも(志波城、津軽湾にて)しました。あと、漢字の勉強やNEWSを毎日チェックしたり、どれも毎日楽しくしていました。

【アナウンススクールのレッスンで役に立ったこと】
まず、アクセントです。私の誕生日は11月19日なのですが、スクールに行ってはじめて正しいアクセントで自分の誕生日が言えました。これからも日々練習していきます。
先生の出してくださる漢字は試験に本当によくでます。レッスンで勉強したことが試験にも今後にも役に立つと思います。でもやっぱり一番は先生のお話です。先生は的確にズバッとアドバイスしてくださるので、毎週の土曜日のレッスンでいつもやる気と元気が満ち溢れてきました。

【講師の細川の指導で、励みになったこと】
書ききれません。(笑) 本当にたくさんあるんです!  まず、先生のおおらかな雰囲気と、筋の通った凛とした姿に毎週励まされています。いつも背中をポンっと押してくださいます。ここ一カ月は、自分の押しの弱さに悩んでいたのですが、「自分の悪い面も出していったらどう?優しさを勘違いしているのでは?」と言われた時は、ハッとしました。自分を見つめなおすことができましたし、自分に今何が必要なのかを的確に言ってくださる先生には毎週励まされています。
先生本当にありがとうございます!

【これから就職活動にのぞむみなさんに、応援の言葉をお願いします】
素直に、常に正直でいてください。  レッスンでたくさん声をだした。練習したんだという自信が本当にそのまま出ます。
私もいろんな場所に行って、いろんな方に出会って、おいしいものを食べて、これからもっと頑張っていきます。一緒に頑張りましょう。

【社会人として、今後どのように世の中の役に立ちたいと想いますか】
放送をとおして地元の方が「こんな素敵なところがあったんだね。」と発見できたり、地元愛を広めていきたいと思います。地元の方々の笑顔をたくさん伝えて、笑顔でいっぱいにしていきたいです。