菅原英里さん・東北学院大学
4月から東京圏でフリーアナウンサーとして活動をはじめることになったレッスン生の菅原英里さん。2009年春に仙台の大学を卒業し、東京に引っ越して本格的にアナウンサーの世界に飛び込みます。4月からのお仕事も決まった菅原さんにお話をうかがいました。
細川:菅原さんは私のアナウンススクールで約1年間レッスンされましたね。
菅原:大学3年生だった昨年の1月から受講しました。放送局受験には遅いかと思ったんですが、どうしてもアナウンサーになりたくて…。
細川:放送局受験のためには、大学2年生までのうちにレッスンにいらしていただけると、じっくりと力をつけることができると思います。ですが、個人差もあります。レッスンはいかがでしたか。
菅原:全くの初心者でしたので、アナウンスメントの基本からしっかりと学べてよかったです。発声・発音やアクセントも時間をかけて練習できました。特によかったのは、アナウンサーとして仕事をしていくための心構えや考え方、動き方を教えていただいたことです。進路についてもきめ細かく相談にのっていただきました。
細川:レポーターの仕事もしましたね。
菅原:はい。スクールからの紹介で、はじめてレポーターのお仕事ができました。撮影のときは、コメントを覚えるのに必死で、話しているときの表情が気になったり、とにかく一生懸命やった、ということだけですが、今後の課題がわかってとても勉強になりました。
細川:シャンプーのCMの公募オーディションにも挑戦して採用されたんですよね。
菅原:シャンプーのCMも、本当にいい経験になりました。撮影現場ではたくさんの方がかかわっていて、支えてくださっているんだと思いました。
細川:2月は東京、埼玉、千葉など、首都圏で精力的にオーディションに挑戦してましたね。
菅原:はい。フリーで活動するといっても東京圏では事務所に所属していないと、仕事はできません。そこで、スクールに東京のアナウンサーの事務所を紹介していただきました。その事務所からは、まだ正式に所属していない段階で、オーディションの話をいただきました。それで2月にいくつものオーディションに挑戦できました。何の実績もない大学生にここまでしてくださるのは、スクールのバックアップがあったからだと思います。
細川:菅原さんが、何でも前向きに取り組んでいたからです。チャンスをもらったら、力を出しきって結果を出すことが大事です。菅原さんは期待にこたえてくれました。オーディションには見事、合格しましたね。
菅原:はい。合格してお仕事が決まったときは、本当に嬉しかったです。夢だったことが現実になって、レッスンを受けてよかったと心から思いました。これからもっと勉強して、次の仕事へつなげていきたいです。
細川:アナウンサーを目指しているみなさんへ、アドバイスをお願いします。
菅原:フリートークをしっかり勉強されるといいと思います。キレイに話そうと思わずに、自分の気持ちを、伝えたいことをストレートに表現できることが大切ですから。
細川:アナウンサーになるためのレッスンは、これで終わりです。これからは、門下生としていつでも遊びにいらしてくださいね。
菅原:嬉しいです。これからもご指導をお願いいたします。
菅原さんは、2009年4月からJCN中野、JCN埼玉、JCNよこはまの各ニュース番組出演、千葉テレビ放送(ザ・サンデー千葉市)のリポーターとしてお仕事をはじめます。