「よろしくお願いいたします」
「本日はお忙しい中、お越しくださいましてありがとうございます」
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滑舌がいいと印象がいいですよね。だから、なめらかに話したいのに、声に出してみると難しい。発音しにくい言葉、ありませんか。

発音しにくいのは、普段使っていない顔の筋肉を動かそうとするからです。普段使っていない筋肉は動きにくいものです。特に、顔は、どこをどう動かせばいいのか、わかりませんね。発音する時にとっても大事なのが顔なのに、どうすればいいでしょう。

練習すれば、すべては解決します。滑舌は練習すれば良くなります。簡単なことですね。発音しずらい言葉は、何回も発音して顔の筋肉に覚えさせればいいのです。

アナウンサーは、はじめての原稿も間違えずに読めます。どんな音の列びでも間違えないように日々練習しているからです。

声を出すというのは、高い集中力で原稿を前に、目に入った文字をすぐに声に出していくので、スポーツをするのと似ています。はじめて、サッカーした時、はじめてキャッチボールをした時、はじめて泳いだ時、上手くいかなかったことありませんか。その時、上手くできるように練習しましたよね。身体の使い方をいろいろと工夫して繰り返し練習すれば、だんだんと出来るようになった経験ありませんか。

また、お稽古事や勉強なども同じです。はじめてピアノを弾いた時、両手ですぐには弾けなくても、練習すれば弾けるようになりましたよね。漢字の練習も、何回もすれば漢字を覚えるし、字も上手になりますね。英語だって、先生のまねをして発音の練習をすれば、上手に話せるようになりますよね。

日本語の滑舌も同じ。苦手な音の列びは、誰にでもあります。良く使う言葉や早くい言葉などを何回も繰り返し練習すれば、きっと滑舌に自信がもてるでしょう。

何よりも、滑舌がいいと印象がいいですから、自分磨きだと思って頑張りましょう。

(2016.09.23)