アナウンサーになるには、どうすればいいでしょうか?

と、聞かれることがあります。そりゃあ、発声・発音がいいに決まっています。アクセントもしっかり勉強したほうがいいです。

だけど、それだけでは、どうにもならない。機械に負けます。人だけが、できることができなければいけません。それは、感性を豊かにすることです。

小学生ぐらいから、人を思いやる気持ち、どうふるまえばいいか、ということを考えて行動できたらいいですね。

例えば、小学校や中学校、高校生活が楽しいのなら、それはすばらしいことです。アナウンサーだけでなく、どんな仕事でもやっていけます。それも、楽しんでやっていけます。

発声・発音は、訓練すれば、個人差はあっても、誰だって多少は上手くなります。ですが、それだけでは、アナウンサーには、なれません。アナウンサーは、自分を通して言葉を伝えるのがお仕事ですから、自分の生き方が出ます。感性が豊かで、人を思いやることができてこそ、自分から発した言葉が、相手に伝わるのです。それは、人だけができる素敵なことです。営業や接客などの人と言葉をかわす仕事も同じです。

私は、毎日楽しいです(笑)。子育ても、ご近所とのおつきあいも、仕事も、役員のつとめも楽しんでやっています。それは、子どもの頃から、お友達との関係やクラブ活動、委員会活動を、難しくても大変でも、不満や愚痴を言われて人間関係が大変でも、あきらめずにがんばって、何とかやり通した経験があるからです。だから、今、何でも楽しんでこなせます。

子どもの頃から、若い時から、毎日を大切にしっかりと生きること、問題から逃げないで解決すること、仕事も人間関係も上手くできて自信をもつこと、それが、感性を豊かにし、思いやりのある人をつくります。こういう人は、社会人として毎日を楽しんで生きることができると思います。

(2013.05.15)