大震災から約2ヶ月。まだまだたいへんな方も多くいらっしゃいますが、仙台の街は、いつもの5月と同じように、欅並木の緑が美しいです。

私のスタジオでは、5月8日に10回目のライブをしました。絵本・朗読・ラジオドラマ・ライブのための書き下ろしの新作ドラマを発表しました。盛況でした。お客様も出演者もみんな笑顔でした。楽しい時間でした。大切なものや人、楽しい事は、すべて身近にあることが実感できました。ありがたいです。

あのような大変なことがありました。映像でみたり、あの時のことを振り返ったりすると、どんなに丈夫でも、気づかないうちに、まわりの不安感に巻き込まれてしまうものです。仙台のような被災地にいる人も、無事の地域にいる人も、自分の想いを点検してみませんか。

・何かしなくてはいけないと、焦る。

・あまり楽しくない。

・自分のやっていることに自信がもてない。

・まわりの人のやっていることが気になる。

・どうすればいいのか、迷う。

・あまりがんばれない。

・感謝の気持ちがわきおこらない。

・幸せな気持ちに満たされない。

このような想いにとらわれているのなら、気をつけましょう。つい嫌われるようなマイナスな言葉を発しているかもしれません。これまでなら避けるようなネガティブなことに惹かれてしまうかもしれません。甘い言葉に騙されてしまうかもしれません。

自分のやっていることに自信がないと、よくない影響をうけやすくなるものです。迷いは、マイナスなものや人を引き寄せます。ネガティブだと、良い人たちが離れていきます。

大切な事や人は、身近にあります。素敵なことは自分の身近にすべてあるものです。迷うことは、ありません。今、自分がやっていることがすばらしいのです。まずは、自分自身、自分のやっていること、自分のまわりを充実させることです。そうすれば、幸せな気持ちに満たされます。

深い呼吸をして、息をいっぱい吐き出して、ニッコリして、落ち着きましょう。良い想いでいるために。

(2011.05.13)