体調がよくなかったり、気持ちが元気じゃないときは、感じの悪い自分が出てしまいませんか。発言はあいまいで、悪口言ってしまったり、人のせいにしたり、冷たかったり、暗かったり、気が利かなかったり、マイナス表現になったり…イヤですね。

体調がいいと、声は出しやすいし、アタマもスッキリ、自信にあふれた発言ができます。会話もはずみます。優しい言葉が生まれます。気遣いもできます。健康であるというのが、感じの良い話し方の基本です。考えてみればあたりまえのことですね。

いい声のためには、適度な筋力が必要です。前向きで優しい言葉を発するためには、体力が必要です。いくつになっても、身体はシャキっとしていたいですね。適度な筋力は、姿勢をよくします。若く、素敵にみえます。

適度な筋力を保つために、ジョギングはいかがでしょう。泳ぐのもいいですね。私は、走ったり泳いだりするほかに、弓道をやっています。足腰を鍛え全身運動にもなり、精神修行にもなります。精神修行とは大げさですが(笑)、気持ちが落ち着きます。

健全なコミュニケーションのためには、身体だけでなく、心も丈夫で、健康であるべきです。健康とは、呼吸が落ち着いていることです。気持ちが安らかであることです。そのために、深い呼吸をすること、丹田(たんでん)呼吸をおすすめします。

<参考>

224.癒される呼吸

235.丹田(たんでん)呼吸

(2010.06.13)