良い声を出すには、身体全体をうまく使って発声することです。良い声とは、大きな声、響く声、心の底からの声、自分らしい声、自分本来の声、本音です。

良い声を出す理想の姿は、下半身でしっかり立って、上半身は柔らかいということです。下半身が強くしっかりすることが、いい声をつくります。

私は、週に一回走っています。たいした運動をしているわけではありませんが、思いっきり大きな声が出せるのも、継続して走ることで筋肉を保っているからだと想います。座って話すときも、腰がしっかりしていると、心地よく声が出せます。下半身は、走る、泳ぐなど、好きな運動で鍛えるといいと想います。

足、腰の筋肉がしっかりすると、どっしりと大地に立てます。大地と繋がっていると感じられます。安心します。心地いいです。

下半身を強化すると、大人のいい声が出せます。深い呼吸がしやすいです。姿勢がよくなります。自信をもって話せます。その場に適切な言葉が吐けます。揺らぎません。迷いがふっきれます。本音で話せます。閃きます。

魅力的な声、美しい言葉は下半身から。足、腰を鍛えましょう。

(2010.1.22)